はじめに
こんにちは~。へっくまん(@adheckman6)です!
いきなりですが、今回の本で私自身が解釈して意訳するのであれば「経験こそが財産」というメッセージだと考えています。
そういえば私自身大学生の頃にお金を借りてまで約16ヵ国旅行したにも関わらず社会人になってからは、コロナの関係もありますが海外旅行には行けていませんでした…。
しかしながら社会人になってからはお金の勉強をする様になり『資産運用』を開始してみたりと老後の為にお金を使う機会が減ってきたような気がします。
でもどちらが本当に充実していたかと考えると大学時代のお金は持たずとも「経験」に対してフルインベストメントしていた時の方が自分の人的資本への投資利回りが高かった気がします。
そこで今回はこの様な考えをもとに「DIE WITH ZERO」という本を読んでみたので感想を皆さんと共有し・紹介していきたいと思います。
アリとキリギリス
本を開けて初めに衝撃的な言葉が目に入ってきます!
アリとキリギリスの話で「アリはいつ遊ぶことができたのでしょう?」
そうです。この本ではアリとキリギリスの中間の生き方を探そうと提案しているのです。
アリみたいに生涯貯めるためことに注力してきた生活をしていると人生の終わりに
「あれ。自分は何のためにここまで働いてきたのだろう。」
と思うことがあると。
しかしながらキリギリスだけの生き方をしていても将来が不安になってくるので再三言っていますがアリとキリギリスの間の生き方を探そうということです!
何事もバランスよくというのが大事ですね..。
衝撃的な事実
本の中では様々な衝撃的な事実が出てきます。
老後のお金問題
・老後のお金は思ったより掛からない
・資産を減らしている人は少ない
といった様なデータが印象的な事実でした。
昨今「老後2000万円問題」が日本で大きく取り上げられているのに足りるどころか多くの人はお金は余るという事実があります。
また、「寝たきりになるための治療費に5年も多く働くのはバカらしい」ということも本書の中では言われています。
確かに老後の数年の延命のために50~60代の5・6年を働くために時間を使うのであれば、きっぱり辞めて家族・趣味に時間を使う方が合理的でもあります。
僕的には子どもが社会人になるまではリスクヘッジのためにも働いていたいな~とは思いますね!
後悔リスト
死ぬ間際の後悔することリストとして、
・若いうちに勇気を出して自分に忠実に生きるべきだった
・働き過ぎなければよかった
ということが多くのアンケート結果から見えてきています。
経験にも利息がつく
「経験にも利息が付く」というのが1番私も納得する内容でした。
高校・大学時代にお金・効率を度外視して経験したことに対しては今でも飲み会とかで集まった際に話に出てきて盛り上がったりしています!
恐らく皆さんも同じような経験をしているのではないですか?(笑)
また「思い出すのは経験したことだけ」という様に走馬灯で現れるのも結局経験したことだけで、「思い出」が重要なのが少しわかるかと思います。
つまり本書でも言われている「富の最大化を目指すのではなく人生の喜びの最大化を目指す」というのが本質的な目標かもしれません。
財産はなくなる可能性があるけれども、「経験・知識」は誰にも奪われないって言いますもんね.。
時間の考え方
ここでは私の個人的な見解を述べたいと思います。
「経験こそ財産だ」という私の考えの元だと『大学時代にアルバイトはすべきなのか』ということについては振り切って言うとすべきではないと考えています。
そもそも大学とは「勉強」をする場所でありアルバイトをする為に行く場所ではないと考えています。
それよりも大学でしか経験することができない「専門分野の勉強」「海外留学」「学生インターン」「バックパッカー」等を経験するのが良いかなと思います。
個人的には「大学教授」と沢山話してほしいと思っています。
大学の教授はその道の専門家であり、適切な質問をすればその人の考えが見えてくると共に、専門知識が蓄積されると思います。
僕は英語の教授の研究所へ行き、「英会話」の練習をしてもらっていました。大学への高い授業料はこういう部分で回収していきましょう!
タイムバケットを作成しよう
キリギリスとアリの間の生き方を実現するのは難しいかも知れません。
そこで本書では「タイムバケット」の作成をお勧めしています。
タイムバケットの作成手順は
1.やりたいことリストを作成する
2.リストを10代ごとに区切ったバケツに入れる
これを作成することで体力的にも金銭的にも20代~30代にしたいことが多くなると思います。
タイムバケットを作成することによってどの年代にすることが多くなるのかが見えることによって、それに見合った予算を決めることができます。
また、その計画を立てた際に予算が足りなかった場合にはそれに見合うリスクを取る必要があります。
リスクといってもギャンブル等をするのではなく、副業・転職等の行動を起こしてみることが重要になってくるかと思っています。
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おわりに
今回は私が読んだ「DIE WITH ZERO」について紹介していきました。
あくまで私の見解が入っており、皆さんと考えが異なっている部分もあると思います。
本を読んでみんなが同じ考えになるのはないと思っており、極論「国語」の授業には正解がないと私は思っています。
同じ本を読んで違う意見を言い合うのが私個人的には面白い部分だと思いますので皆さんも本を読んで私と意見の交換をできたらと思います!
今後も本の紹介していければと思っています。
ではでは~。
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